1950-07-15 第8回国会 参議院 本会議 第4号
今政府が思い切つた農業恐慌対策を講じて、この窮乏に喘ぎ不安におののく農民に援助の手を差延べ、農民の生活の安定を図るならば、その効果は農業のみに止まりませず、日本経済全体にその活力を與え、景気回復を促進することになるのであります。そして、この際最も重要な施策は、農産物価格政策、農村への財政投資、国家資金による農村金融の三点にあると思うのであります。
今政府が思い切つた農業恐慌対策を講じて、この窮乏に喘ぎ不安におののく農民に援助の手を差延べ、農民の生活の安定を図るならば、その効果は農業のみに止まりませず、日本経済全体にその活力を與え、景気回復を促進することになるのであります。そして、この際最も重要な施策は、農産物価格政策、農村への財政投資、国家資金による農村金融の三点にあると思うのであります。
を開墾適地より除外するの請願(委員長報告) 第二〇九 農業改良事業の強化に関する請願(委員長報告) 第二一〇 裸供出農家の飯米還元に関する請願(二件)(委員長報告) 第二一一 岩手県田野畑村地内田野畑、普代線開拓道路認証に関する請願(委員長報告) 第二一二 駒ケ原、沖の平開拓道路開設に関する請願(委員長報告) 第二一三 作物報告事務所職員の増加に関する請願(委員長報告) 第二一四 農業恐慌対策
農林委員会に付託をせられました請願及び陳情は、請願百五十四件、陳情三十三件、合計百八十七件でございまして、これをその内容について大別いたしますと、農業恐慌対策或いは寒冷積雪地帶農業対策に関するもの三件、肥料の配給改善に関するもの八件、農業災害補償制度の刷新強化に関するもの九件、農業協同組合の育成強化等に関するもの四件、開拓、干拓、水利及び土地改良、耕地の災害復旧その他主として農地及び水利に関するもの
東北地方国有林野特別措置法制定に関す る請願(野原正勝君紹介)(第二四一四 号) 二〇六 同(飯塚定輔君外一名紹介)(第二四一 五号) 二〇七 同(小笠原八十美君外一名紹介)(第二 四一六号) 二〇八 同(圓谷光衞君外一名紹介)(第二四一 七号) 二〇九 福岡県下裸供出農家に対する主食の還元 配給に関する請願(平井義一君紹介)(第 二四三二号) 二一〇 農業恐慌対策
食糧事務所職員の定員増加に関する請願(青柳 一郎君紹介)(第二三八九号) 東北地方国有林野特別措置法制定に関する請願 (野原正勝君紹介)(第二四一四号) 同(飯塚定輔君外一名紹介)(第二四一五号) 同(小笠原八十美君外一名紹介)(第二四一六 号) 同(圓谷光衞君外一名紹介)(第二四一七号) 福岡県下裸供出農家に対する主食の還元配給に 関する請願(平井義一君紹介)(第二四三二 号) 農業恐慌対策
先日私の緊急質問の直ぐ後に、渡米議員団の諸君のアメリカ視察の報告がありましたが、その中に波多野議員が相当厖大な予算でアメリカが農業恐慌対策の予算を組んでおるということを報告されておりましたが、フラナン・プランは潰れたかも知れませんけれども、別にそういう対策が立てられている。
ところが日本の農業恐慌対策として農業協同組合運動を云々しておられるのですが、こういうふうな條件のもとにおいて、この組合が出資増加運動をやつているわけですが、農民がここに出資するするとして、これは一体どういう結果になるかということを、あなたたちは考えておられるか。これを聞きたい。これをやらなければならぬという概念は成立つけれども、実際においてはどぶの中に金を放るのと一緒だと私は考える。
併し、それではどれかと言つて、中心に、例えば農業恐慌対策といいますか、そういうような考え方でまとまつた予算と言われますと、一ヶ所にどれにまとめてあるというようなものは出ておりません。
しかも、農業恐慌対策をいかにとつて行くかということを明確にいたすべきあると考えるのであります。 なおわれわれが一番最後に注意をいたさなければならぬ問題は、日本の産業構造に関する問題であります。現在円レートの維持がいかに困難であるかという事柄は、ポンドを切下げた諸国家におきまして、もはやポンドを切下げた有利な條件というものは、ほぼこれを解消するに至りました。
且つ農業恐慌対策いかんという質問に対し、政府の答弁は、主食を第一とし、これに関連する蛋白、脂肪等の総合食糧政策をねらいとし、農業統計を基礎とし、五箇年計画を樹立し、生産に全力を傾倒したい。農業恐慌については、二、三年後には到來しない。 以上、質疑應答のおもなるものをあげたのであります。 かくて本委員会は、十月十三日、両法案を一括議題として討論採決に入つたのであります。